どう対策していけばいいかな?
そんな疑問に対し、対策としてどの分野の勉強に力を入れるべきか解説します。
本記事の内容
- 2020年度から変更になる問題構成
- 力を入れて勉強するべき設問
- 自信を持つための考え方
基本情報技術者試験午後問題の構成
まず、2020年度から出題の構成が変更されました。
以下の変更後の表の赤字部分が変更点です。
変更後
変更前
対策 力を入れるべき設問
ズバリこの3分野です。
- 情報セキュリティ
- データ構造及びアルゴリズム
- ソフトウェア開発(表計算)
解説します。
この3分野に力を入れるべき理由
- 必ず出題される
- 配点が高い
この2点です。
必ず出題される
上記の表の問2~問5は全体で8分野と範囲が広いのにも関わらず、出題されるのは半分の4分野だけです。選択し点数につながるのはさらに半分の2分野だけです。勉強しても点数につながる可能性は低いんです。
対して、力をいれるべき3分野は必ず出題されます。勉強したのに出題されないという心配がなく、勉強した分点数につながりやすいといえます。
配点が高い
上記の表を見てもわかると思いますが、問2~5は2問選択し配点は30点と低く、
力を入れるべき3分野は合計70点と配点が高いです。
2020年度からの構成変更により、3分野の配点が高くなり、合計で70点となりました。
これからのIT業界では、セキュリティに関する知識や理数能力の重要性が高まっていることが背景にあるので、
この分野を重点的に勉強しておくことは、今後も役に立つはずです。
2つの理由をまとめると、
出題されるかわからない、配点の低い分野を勉強するよりも、
必ず出題される、配点の高い分野を勉強するべき
ということです。
自信を持つための考え方
こんなことを考えている方に、少し自信のつく考え方を紹介します。
所詮4択
一度でも過去問を見たことがあればわかっていると思いますが、
基本情報の午後問題は所詮4択問題なんです。
わかってなくても4分の1の確率で点数がもらえるんです。
例えば、自信を持って回答できるのが半分の50点分とします。
5割は自信あり→50点
残りの50点の4分の1→12.5点
合わせると62点
つまり、5割自信もって回答できれば合格できるんです!
さらに言うと、
選択式の問題なので、これは違うな、と
選択肢を消せることってありますよね?
4択を3択、2択にできれば、わからなくても正解できる確率はあがりますよね!
平均3択にすることができれば、自信もって回答できるのが4割あれば合格まで届きます。
4割は自信あり→40点
残りの60点の3分の1→20点
合わせると60点
このように、正解がわからなくても、正解じゃない選択肢を消すことができれば、
合格の可能性を高めることができます。
まとめ
- 必ず出題される、配点の高い3分野に力を入れて勉強するべき
- わからない問題もできる範囲で選択肢を消していく